【延命処置】ノートPCのメモリを16GBに増設したら世界が変わった話

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※読む前にひとこと:ここに書いてあるのは“真実+冗談”のミックス。半分本当、半分ネタ、そんな気持ちで読んでください。

「ブラウザのタブを20個開いたら…ガビーン!僕のPCがカメムシみたいにノロノロ動くんですけど?」

どうも、ADHD型WEBライターのメンタルツヨシです。

好奇心の赴くままに調べ物をしていると、気づけばブラウザのタブが天の川みたいにズラ〜ッと並んでしまうんですよね。

生成AIを回しつつ、画像生成も試しつつ、YouTubeで参考動画を流しつつ……

なんてやっていたら、ある日突然、PCがウンともスンとも言わなくなりました。文字を打っても3秒後に表示される始末。完全に青色吐息です。

メンタルツヨシ

……いや、なんでこんなにタブ開いてんの? 論文でも書くつもりか?

一瞬、「これはもう、買い替えか?」という悪魔のささやきが聞こえましたが、僕の財布を開いた瞬間に天使が「やめとけ」と静かに蓋を閉じました。

そこで白羽の矢が立ったのが、今回のテーマである「メモリ増設」という名の延命処置です。

結論から言うと、6,000円程度の投資で、カメムシだったPCがチーターのように爆速になりました。

今日はその感動を分かち合いたくて、「初心者でも絶対わかるメモリの選び方と、ドキドキの増設実体験」を、一つの物語としてお届けします。

PCの動作が重くて悩んでいるあなたの、小さな希望になれば嬉しいです。

目次

なぜPCは“もっさり”するのか? – 秒速でわかる「作業机理論」

「そもそも、なんで急にPCって重くなるの?」

まずは敵の正体を知るところから始めましょう。

PCが重くなる、いわゆる「もっさり」現象には、いくつか原因が考えられます。

  • ChromeやEdgeでタブを大量に開いている
  • ZoomやTeamsでオンライン会議をしながらOfficeソフトを動かしている
  • 生成AIで長文のテキストを生成しつつ、画像も同時に作らせている

こんな風に、複数の作業を同時にやろうとしたとき、PC内部では悲鳴が上がっています。そして、このとき一番最初にパンクするのがメモリ(RAM)というパーツなんです。

メモリは「作業机の広さ」である

いきなり専門用語が出てきて「うっ…」となった方、安心してください。

超カンタンな例え話をしますね。

PCの主要パーツを「料理」で例えてみましょう。

  • CPU:あなた自身(料理人)の頭の回転の速さ
  • ストレージ(SSD/HDD):食材をしまっておく冷蔵庫
  • メモリ(RAM):食材を広げて調理する「作業机(まな板スペース)」

料理をするとき、冷蔵庫から食材(データ)を出し、作業机に広げて、料理人(CPU)が調理しますよね。

この作業机が広ければ広いほど、たくさんの食材を一度に広げて効率よく作業が進みます。

しかし、もし作業机がめちゃくちゃ狭かったらどうでしょう?

トマトを切ったら、もうスペースがない。

次に使う玉ねぎは、一旦冷蔵庫に戻すか、床に置くしかありません。この「一旦しまう」「また取り出す」という無駄な動きが、PCを遅くする正体なんです。

恐怖の「スワップ現象」とは?

この「作業机が足りないから、一旦冷蔵庫に戻す」という動きを、PCの世界ではスワップと呼びます。

メモリ(作業机)がパンク寸前になると、PCは「もう無理!」と判断し、本来はメモリに置いておくべきデータを、一時的に低速なストレージ(冷蔵庫)に避難させ始めます。

これが始まると、もう大変。

料理人(CPU)は「あれ、玉ねぎはどこだっけ?あ、冷蔵庫か…よいしょ」と、いちいち冷蔵庫までデータを取りに行くハメになります。

このやり取りが発生するたびに、PCの動作はカクカク、もっさりしていくわけです。

つまり、僕たちが普段「PC重いな〜」と感じる原因の多くは、この「メモリ不足によるスワップ現象」が引き起こしていた、というわけですね。

失敗しないための事前準備!自分のPCに合うメモリを調べる3ステップ

「なるほど、じゃあ作業机をデカくすればいいんだな!よーし、Amazonで“16GBメモリ”をポチッ!」

…と、行動力のお化けみたいなことをするのは絶対にNGです。

残念ながら、メモリにはPCによって使える種類や形、世代が決まっています。

服を買うときにサイズを確認するのと同じで、まずは自分のPCに合う規格を正確に把握しましょう。

Step1:Windows標準機能でサクッと基本情報を確認

まずは一番簡単な方法から。特別なソフトは何もいりません。

  1. キーボードの Ctrl + Shift + Esc を同時に押して、「タスクマネージャー」を開きます。
  2. 左側のメニューから「パフォーマンス」タブを選び、「メモリ」をクリックします。

すると、上のような画面が出てきます。ここでチェックすべきは3つのポイントです。

  • 容量(右上):僕の場合は「8.0GB」でした。これが現在の作業机の広さです。
  • 速度(右下):ここでは「2666MHz」と表示されていますね。メモリがデータをやり取りする速さのことです。
  • 使用中のスロット(右下):「1/2」とあります。これは「2つあるスロットのうち、1つを使っていますよ」という意味。つまり、あと1つスロットが空いているという希望の光が見えた瞬間です!

もしここが「2/2」や「4/4」になっていたら、空きスロットがないので「交換」という選択肢になります。

Step2:無料ソフト「CPU-Z」で詳細な型番を特定する

タスクマネージャーだけでも基本は分かりますが、念には念を入れたいのが小心者の僕です。

そこで登場するのが「CPU-Z」という無料のソフト。

これをインストールして起動すると、PCパーツの戸籍謄本レベルの情報が丸裸にできます。

起動したら「Memory」タブと「SPD」タブを確認しましょう。

  • Memoryタブ:Typeの項目に注目。「DDR4」とありますね。これがメモリの世代です。DDR3, DDR4, DDR5といった規格があり、互換性はないので超重要です。
  • SPDタブ:Slot #1などを切り替えることで、各スロットに刺さっているメモリの詳細が分かります。Module Size(容量)、Max Bandwidth(規格名:PC4-21300など)、そしてManufacturer(メーカー名)まで分かります。

ここで得た「DDR4」で「SODIMM」というノートPC用の小さいサイズなんだな、という情報をメモしておきましょう。

Step3:最後の砦、メーカー公式サイトで最大容量を確認する

ここが一番確実で、絶対にやってほしい作業です。自分のPCの型番(本体の裏側や保証書に書いてあります)をGoogleで検索し、メーカーの公式サイトにアクセスします。

そこで「製品仕様」や「スペック」のページを探し、「メモリ」の項目を確認してください。

  • 最大搭載メモリ容量:「最大16GB」「最大32GB」のように、そのPCが認識できる上限値が書かれています。これを超えた容量のメモリを積んでも認識してくれないので、必ず確認しましょう。
  • 規格:「DDR4-3200 SODIMM」といった、より正確な情報が記載されています。

僕の場合は「最大32GB」で「DDR4」対応ということが分かりました。8GBから16GBへの増設は全く問題ない、と確信した瞬間です。

僕が選んだメモリと、ドキドキの取り付け実体験記

さて、入念な下調べを終え、いよいよメモリの購入です。

僕が今回チョイスしたのは、自作PC界隈ではド定番とも言えるこちら。

👉 Crucial by Micron DDR4-3200 SODIMM 8GB×2枚(合計16GB)

(型番:CT2K8G4SFRA32A)

選んだ理由は至ってシンプルです。

  • 鉄板メーカーの安心感:Crucialはメモリの大手メーカーMicronのブランドなので、品質に信頼が置けます。
  • 定格動作で相性問題が少ない:「JEDEC準拠」といって、PCの標準規格通りに動くように作られているため、トラブルが起きにくいのが特徴です。
  • レビューが多くて安心:たくさんのレビューがあり、多くの人が問題なく使えていることが確認できたので、精神的な安定につながりました。

ポイントは、「8GBを2枚セット」で買ったことです。

こうすることでデュアルチャネルという状態で動作し、メモリへのアクセス速度が理論上2倍になります。

例えるなら、1人で作業するより、2人で分担して作業した方が早いよね、というイメージです。せっかくなので、この恩恵も受けることにしました。

作業時間10分、でも心臓のドキドキは30分続いた格闘の記録

メモリが届いた日。いよいよ延命処置の始まりです。作業自体は驚くほど簡単でしたが、精神的なプレッシャーが半端じゃありませんでした。

  1. 完全シャットダウン&放電
    まずはPCを完全にシャットダウン。ACアダプターを抜き、可能ならバッテリーも外します。これが基本の「き」。
  2. 静電気対策という名の儀式
    これが一番大事かもしれません。人間の体に溜まった静電気は、PCパーツにとっては落雷のようなもの。「バチッ!」と一発で数万円の部品がお亡くなりになることも…。セーターなどを着ている場合は脱ぎ、部屋の金属部分(ドアノブや机の金属脚など)を触って、体に溜まった電気を逃がします。僕は怖すぎて3分くらい触ってました(笑)。
  3. いざ、開封の儀
    PCを裏返し、底面カバーのネジを精密ドライバーで丁寧に外していきます。ネジをなくさないように、小さな小皿などに入れておくと安心です。カバーをパカっと外すと、ついにPCの内部とご対面。メカメカしくてちょっと興奮します。
  4. メモリ装着!「カチッ」が聞こえるまで
    基板の中心あたりに、すでに刺さっているメモリが見えるはずです。その横に空きスロットがあります。新しいメモリを、スロットに対して45度くらいの角度でグッと差し込みます。奥までしっかり差し込んだら、そのまま基板側に指で押し倒します。すると、スロットの両脇にある留め具が「カチッ」という心地よい音を立ててメモリを固定してくれます。この「カチッ」が聞こえたら、装着完了の合図です。
  5. 運命の電源オン
    蓋を戻し、ネジを締め、ACアダプターを接続。そして、人生で一番緊張したかもしれない電源ボタンを「ポチッ」。……正直、最初の起動は心臓に悪いです。「もし画面が真っ暗なままだったら?」「エラーメッセージが出たらどうしよう?」と、ネガティブな想像が頭を駆け巡ります。

数秒の沈黙の後、見慣れたメーカーロゴが表示され、無事にWindowsが立ち上がりました。

タスクマネージャーを開き、メモリの項目に「16.0GB」と表示されたのを見た瞬間、スーッと全身の力が抜けました。安堵と達成感で、ちょっとニヤけてしまったのは内緒です。

効果はあったのか?劇的ビフォーアフターと延命のリアル

「で、結局のところ、速くなったの?」

ええ、正直に言って、驚くほど変わりました。 まるで別のPCになったかのようです。

  • Before:Chromeタブ15個でカクカク → Afterタブ30個+YouTube再生でもサックサク!
  • Before:ChatGPTとWordを切り替えるだけで待たされた → After生成AIの画像出力中に、裏で原稿執筆がストレスなくできる!
  • Before:Zoom会議中にブラウザを開くと固まりがち → After会議画面を共有しながら、Wordとブラウザを同時に開いても超安定。

つまり、僕が悩んでいた「もっさり問題」の原因は、やはりメモリ不足が大正解だったわけです。

作業机が狭くてごった返していた僕のPCに、広々としたL字デスクを与えてあげたような感覚。もう、あの頃には戻れません。

このPC、あと何年戦える?

今回の投資額は、セール時で約6,000円。この投資で、一体どのくらいの期間、延命できるのでしょうか。僕の作業内容を基準に考えると、こんな感じかなと予測しています。

  • 軽作業(執筆、調べ物、AIテキスト生成):16GBあれば超快適。あと2〜3年は余裕で戦えるはず。
  • 中負荷(簡単な画像編集、動画のカット編集程度):これもまだまだいける範囲。PhotoshopやPremiere Proも、簡単な作業なら問題なし。
  • 重作業(4K動画の本格編集、3Dモデリングなど):さすがにこれは厳しいかも。これらの作業がメインになるなら、32GBへの増設や、CPU性能が高いPCへの買い替えを検討すべき領域です。

僕のようにWEBライティングやブログ執筆がメインの人間にとっては、買い替えを2年以上先延ばしにできると考えれば、コストパフォーマンスは最強と言えるでしょう。

まあ、やがて買いますけどね。

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まとめ:6,000円の投資でPCも財布も救う魔法、それがメモリ増設だ

いやはや、今回は本当にやって良かったと心から思えるDIYでした。

PCの蓋を開けるまではあんなに怖かったのに、終わってみれば「なんだ、こんなに簡単だったのか」と拍子抜けするほど。

最後に、今回の冒険の要点をまとめておきましょう。

要点まとめ

  • PCが重いと感じる原因の多くは**「メモリ不足(作業机が狭い)」**が犯人。
  • まずは自分のPCの規格(DDR世代、SODIMM/UDIMM、最大容量)をタスクマネージャーと公式サイトで絶対に確認すること。
  • 迷ったら**鉄板メーカーのメモリ(8GB×2枚=16GB)**を選べば、初心者でも失敗しにくい。デュアルチャネルの恩恵も受けられる。
  • 作業はたったの10分。でも、静電気対策だけは本気でやること。
  • 効果は即体感できるレベル。6,000円前後でPCの寿命が2年延びると考えれば、コスパ最強の投資!

もしあなたが今、PCの動作の重さにイライラしながら、買い替えのために10万円以上のお金を貯めようとしているなら、一度「メモリ増設」という選択肢を検討してみてください。

ほんの少しの勇気と下調べで、あなたのPCと財布を救うことができるかもしれませんよ。

メンタルツヨシ

ここまで読んでくれたあなた、本当にえらいです!PCの蓋を開けるのって、ドキドキしますもんね。でも、きっと大丈夫。あなたのPCも、きっと元気になりますよ!

📝 編集後記

正直に告白すると、PCの底面カバーのネジを一本外すたびに「これで後戻りできなくなった…」と手がプルプル震えていました。

不器用日本代表を自負する僕にとって、精密機械の分解は恐怖でしかありません。

でも、終わってみればあっけないもの。むしろ、自分の手で愛機をパワーアップさせたことで、前よりちょっとだけPCに愛着が湧いた気がします。

PCも財布も延命できて、おまけに小さな自信までついてくる。メモリ増設、恐るべしです(笑)。

※フィクション混じりのノンフィクション、みたいな感じで書いてます。真面目に信じすぎず、気楽に楽しんでください。

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この記事を書いた人

メンタルツヨシ|ADHD型WEBライターのアバター メンタルツヨシ|ADHD型WEBライター ADHD型WEBライター×秒速AIライティングマスター

秒速AIライティングマスター。発達特性ゆえの「ドジ体験」をさらけ出しつつ、セルフヘルプ心理学やライフハックを“誰でも実践できる形”に翻訳することをライフワークにしているフリーランスライターWEBライター7年目。※エピソードは事実をベースに、ちょいちょい脚色してます。楽しむための“演出込み”でどうぞ。

AIライティング専門。ブログ・電子書籍・NOTE記事を通じて「失敗もネタに変える実験的人生」を発信中。税務・副業・仕事術から、ADHD特性との付き合い方まで幅広く執筆中。

NOTEにも日常をゆるく執筆中。

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